開講後の流れについてまとめています。

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▶ 開講後の流れについて

求職者支援訓練の選考にも合格し、手続きも完了し、晴れて開講の日を迎えます。

このページでは求職者支援訓練コースの普段の授業はどのように進められるのか見ていきたいと思います。

私が受講したのはIT分野の実践コースですので、他の訓練コースの内容と異なる部分もあるかと思いますが、少しでも参考になればと思います。

入校式

訓練コース初日には2~3時間程度の入校式があります。

入校式では、オリエンテーションを受けた後、テキストなどを購入します。

テキスト代は、15000円程度でしたが、コースによって異なると思います。

訓練初日

講師の先生、それと生徒一人一人お互いに自己紹介をします。

生徒数は、定員数30人のところ、25~6名だったと思いますが、自己紹介にはかなりのほぼ1日分の時間をとります。

男女問わず年齢層も幅広いですし、さまざまな職務経歴をもった受講生が集まっていますので、貴重な経験になると思います。

職業訓練ですので実際の就職先での面接の場慣れという意味合いもあり、以降、実習や課題発表など機会のあるごとにこのような発表の場が設けられています。

時間割

受講時間は1日に5時間あり、1限は50分で休憩10分のワンセットになっています。

5限目終了後は、1時間ほど質疑応答の時間が設けられています。

その日の授業でわからなかったことなどがあれば、講師の先生が残ってくれていますので、この時に質問できます。

もちろん、特に質問がなければ、5限目終了後、毎日義務付けられている日報を記入し提出後帰宅できます。

講師

講師は実際の現場で実績のあるメインの講師が一人、そしてアシスタントの先生が一人の計2名で授業がすすめられます。

授業はメインの講師がすすめますが、実技の時にはアシスタントの先生も教室内を回り、挙手をして質問すれば丁寧に指導してくれます。

休校日

休校日は基本的に土日ですが、求職者支援訓練期間中の何日かは土曜日に授業がある場合もあります。

また、就職支援の一環で純粋な休みではありませんが、毎月1回、あらかじめ決められている日にハローワーク来所日ということでその日は休校日となり授業はありません。

テスト

カリキュラムの節目節目に簡単なテストがあります。

そこまでの習熟度をチェックするもので、点数が悪ければ退校させられるといったようなものではありませんが、修了式の日に渡されるジョブカード(評価シート)には反映されると思います。

課題

そこまで学んだ技能を使って作品を作成する課題が何度か出ます。

内容によっては自宅に帰ってから、また授業が終わってから作成作業をする場合もあります。

そして、完成後は発表会があります。

今から思えば、こうした発表会はプレゼン能力を鍛えるうえで効果があったのではないかと思います。

修了式

無事、訓練期間を終えると、一番最後の日に修了式があります。

修了式は2時間程度で、「修了証」とジョブカードの「評価シート」が手渡されます。

「修了証」は普通の学校の卒業証書、「評価シート」は、普通の学校の通知表みたいなもので、ABCの三段階評価になっており、就職活動の面接時に参考資料として提出することも可能な書類です。

まとめ

ざっと、求職者支援訓練のおおまかな普段の様子を書いてみました。

訓練コースによっても違うと思いますが、いずれにしてもそれまでとは違う新しい分野のスキルを短期間で学ばなければなりませんので、ただ授業を受けるという姿勢ではなかなかついていけないのではないかというのが実感です。

復習やわからないところは質問するなど積極的な参加が必要だと思います。